鉄九郎とはじめよう松永鉄九郎は、
長唄の師匠としてどなたにでも長唄三味線をお教えしています。
興味を持った時が始め時、早い遅いはないのです。
特別な素養も要りません。
お気軽にご連絡下さい。
	長唄は、簡単に言うと歌舞伎と共に発展してきた三味線音楽です。
	お芝居が好きな方や日本舞踊に詳しい方は、下座(黒御簾)音楽、舞踊曲として馴染みがおありでしょう。
	歌舞伎で用いられる音楽は、ほかに義太夫・清元・常磐津などが挙げられます。中で、長唄はいろんなジャンルを
	取り入れ組み込んで発展してきたので、幅が広く融通がきき、その多様性や音楽性の高さからより多く用いられ、
	三味線音楽の集大成と言われるようになったのです。
	また一方で、室内で鑑賞するお座敷長唄が作られ、手習い等庶民の生活にも浸透して、
	日本人にとって身近な音楽として親しまれるようになったわけです。
	長唄は言わば歌謡曲みたいに幅広いもの、ポップスだったり演歌・ロックだったり。ポピュラー音楽なんだと言えるかと思います。
	そして端唄や俗曲など、いわゆるお三味線を弾きたいって方にも、長唄は基礎だからまず長唄三味線をやんなさいよ、
	とオススメしたいのです。
	いままでご縁のなかった方もガッテンしていただけましたでしょうか。
	
	三味線には大きく分けて3種類あります。
	最も棹が太くて大きいのが太棹(ふとざお)、棹が細くて小ぶりなのが細棹(ほそざお)、その中間を中棹(ちゅうざお)と言います。
	ジャンルによって使う三味線の種類が違います。
	長唄で使うのは細棹です。太棹は義太夫・津軽等、中棹は清元・常磐津・大和楽等で使用します。
	
	必ずそう言われます。まぁ、考えてみれば楽器で簡単なものなどないのですが、とりわけ難しそうだと思っている方が多いのも事実です。
	その通りなんです。簡単じゃありませんよ、ほんとに。そりゃあね、自分で楽器と教則本を買ってきて「さて」と言ったところで
	弾けるようにはなりません。自己流とか見よう見まねで会得できる楽器ではないと言っていいでしょう。
	でもね、びっくりするほど難しいものでもない。習ってみようかなぁと思う気持ちがあれば大丈夫。鉄九郎が必ずや
	弾けるようにいたします。最初が肝心なのです。ちょいとでも弾けるようになってしまえば、あとはスーーっと行きます。
	ちょいと弾けるようになるまでの辛抱です。その期間をお任せくださいな。
	「楽器を触ったことがない」とおっしゃる方も大丈夫です。初心者大歓迎です。
	
	どんな年齢だい?って思いますが、ま、お年を召してると言う意味なんでしょうね。
	年齢というよりは興味の持ち方だと思います。若くて物覚えが良いのに興味を持てなかったら三味線は決してうまくなりません。
	要はやる気なのです。いくつになっても大丈夫です。
	逆にお子さんでも大丈夫ですよ、昔は習い事として子どもの頃からやったものなのですから。
	
	どんな入り口からでも結構です。とにかくマンツーマンで、ゆっくりじっくりとその方に合わせたお稽古をしていきますので、
	どんな方でも弾けるようになります。でなきゃ月謝もらってる僕が情けないじゃありませんか。
	長唄の楽しさ、三味線音楽の心地よさを、ご自身で体感してください。
	
	これもよく言われます。そりゃあただではお教えできません。僕が個人で作ったものならいざ知らず、数百年培われて来た伝統音楽です。
	僕は、松永流九世松永鉄五郎師匠より「鉄九郎」と名乗ることをお許しいただきました。現家元の松永忠五郎師匠や故松永和佐次朗師匠に、
	お金には換えられない技術や技法、そして長唄の心を教わっています。その師匠たちはまたその上の師匠たちから、と伝承されてきている文化です。
	それはとても奥の深いものであり、弾いていてワクワクするものです。
	鉄九郎が教わって触れてきた長唄は絶対に楽しいという自信があります。楽しめる長唄をお教えします。画一的なお稽古はいたしません。
	しかもマンツーマンでその方なりのお稽古ですから、月謝はカルチャーセンターのような値段にはならないのです。
	
	習っているものを人前で発表することは、上達する最大の好機なのです。鉄九郎稽古場では時々「お浚い会」を開催しています。
	お浚い会は鉄九郎の収益を上げるためのものではありません。お弟子さんたちの腕を上げる会なのです。
	お弟子さんはぜひ参加ください。と言っても義務ではありません。他にもさまざまなお浚い会に出演するチャンスがあります。
	
	ある程度の技量に到達すると「名取り」になる機会に恵まれます。
	松永忠五郎家元から鉄九郎門弟としての芸名がいただけます(名取り料を納めます) 。
	「芸名」っていいですよ。 まったく新しい、しかも伝統にのっとった、自分が好きなように色づけしていくことができる名前なのです。
	古典芸能の世界での居場所。また、演奏家としての道や師範の道も新たに開かれて行くのです。
	
	三味線を習おうと思ったときに「さて誰に教わろう」と考えます。師匠選びは簡単ではありません。近所が良い、月謝が手頃、やさしそう、
	お稽古場の雰囲気が良い、等々。考えるとキリがありません。もちろん、そういったことはとても大事なことではあります。
	僕は、まずはその師匠の舞台を観る(三味線を聴く)ことをオススメします。なんにもわからなくても、この人に習ったらどうかなぁ?
	という目で観て耳で聴いてみてください。すると、何かひらめくものがあるかも知れません。
	「初心者のうちは誰に習ってもおなじ」と思いがちですが、手ほどきだからこそ「この人!」と思える人に習ってください。
	このちょっとした努力が、あなたの長唄三味線の世界を楽しいものにする第一歩なのです。僕はそう信じています。
	
	自宅に稽古場がありますが、こちらから伺うというのもあります。出張稽古ですな、出稽古といいます。月謝の他に交通費(場合に
	よっては宿泊費)をいただきますが、どこへでも行きます。ということはひょっとしたら全世界どこへでも行くということです。
	何人かで習っていただければ、かなりお得な感じではありますね。ほんとにどこへでも行っちゃうんですから。
	
	- お稽古は全て1対1で行います。
 - お稽古の日時はご相談により調整しております。
 - 鉄九郎の門下に入る方は、入門料をいただきます。
 - 月謝は月初めのお稽古日にお納めください。
 - 三味線を弾くのに必要な撥(バチ)・指すり・膝ゴムのご用意をお願いします。
 - お持ちでない方はこちらで準備します(計5,000円くらい)。
 - お稽古場では三味線をお貸ししますので、持参くださらなくても結構です。