糸巻は、六角形の棒で、根元から握る部分に向かって太くなっています。
材料には、黒檀や象牙を用います。
3本の糸巻は、それぞれ異なった角度で天神にすげられています。したがって、間違って装着すると止まりません。一・二・三の区別は根元に刻みを入れて表示されています。一の糸巻には、刻みが1本、二には2本、刻みのないものが三の糸巻です。または、根元の頭に赤い点を付けて、その数で示します。
糸巻は六角形の棒で、面を取った形(面取)、六角形そのままのもの素六(すろく)、オガラなどがあり、太さも異なります。