青?裸々な日常
2009年7月1日~
第165号 ひとりライヴとか


7月4日(土) 鉄九郎ひとりライヴ 仙台
午前中、稽古場で仕事をこなしていて、ふと窓際を見ると宇太がデローンと寝ている。
気が抜けたわ。
カメラを向けたら、大きなあくびをしよったぞ。
カクッとしながら支度をする。
出かけるとき、やっとこ玄関に出てきた宇太に、
「行ってくるぞ、明日帰ってくるからそれまで頼んだぞ。男はお前だけなんだからな」
と言うと
ニャーと言いながらあくびしよった。
バカらしいのを通り越して、なんだか神々しかった。
宇太に見送られて家を出発。
外は暑い。
湿気湿気という天気だわ。
新幹線に乗る。
1時間半で仙台着。
いやぁ、しかし近いなぁ。
仙台も暑いがカラッとしてる。
やっぱ、この時季になると東京の湿気は並大抵のベトベトではないぞ。
今日明日と紅神楽の皆とライヴをすることになっている。
4月(2009年4月17日・18日参照)以来の再会である。
和室でやるのだが、見事に紅神楽の雰囲気に作りあげられている。
19時開演。
紅神楽の芝居の後、僕の出番。
ひとりライヴ。
しゃべって弾いて、しゃべって弾いて。
なんだか、いつの間に「ひとり」でやるようになったんだろ??
なんだか不思議だわ。
良いお客様たちのおかげで無事に終演。
とりあえずかんぱーーーーい。


7月5日(日)仙台
会場とホテルが近くて良かった。
起きたら結構な時間だったのだ。
11時開演。
終わると紅神楽が持っているラジオの録音に参加。
終わるとまもなく15時、開演時間だ。
2日間で3公演。
いやいや、楽しかった。
ありがたいですなぁ。
続けて3回やるっていいもんだ。
終わって打ち上げ。
いやいや1日半の滞在だったが、なかなか中身が濃かったぞい。
こういうのが良いですねえ、のんびりってのはやはり向いてないわ。
次回の一人ライヴは岡山だ。


7月6日(月)
稽古日。
昨夜仙台から帰ってきた。
東京はジメッとしてるなぁ。


7月7日(火)那覇
あやうく飛行機に乗りそこなうとこだった。
ふーー。
真夏の那覇にやってきた。
国立劇場も揺らいで見える天気。
「これじゃなきゃーーー」と喜ぶ私。
「ずーっとこの天気なんですよーー」と食傷気味のお弟子さんたち。


7月8日(水)那覇
昨夜は10時に寝た。
とにかくぐっすり寝た。
那覇に寝に来たみたいだ。
いつも、レバニラ定食にしようか、ラーメンにしようかと迷っていた
行きつけの中華屋。
なんと「レバニララーメン」なるものがあることに今日気がつく。
そりゃ食べてみるっしょーーー。
おいしかったすよ。


7月9日(木)浜松
昨夜帰って来て、今朝は新幹線に乗っていた。
新幹線の方が疲れるわ。
なんでだろ??
振動かなぁぁ。
いつもの宴会付お稽古開始。
そして宴会。
最終前の新幹線で帰京。


7月10日(金)
今朝も早くから出かける。
那覇・浜松ときて、今日はグッと近い。
自由が丘の王先生のところに針打ってもらいに。
久しぶりに「ギャーーー、いたーーーい」と叫び、グッと楽になった。
帰りにWWG(身体動かすとこ)によって、みっちり身体をほぐす。
そして帰宅。
午後1時前。
フフフフ、今日はこの後オフなのらーーー。
ははははは、うれしい。
ま、ともかく寝よ。
シャワー浴びて就寝。
ははははは、ははははは、フリーだーーー。
あんまりうれしくて眠れない。
まぁ、そんなもんだよな。
夕飯は西台の大勝軒へーーー。


7月11日(土)ひとりライヴ 岡山
飛行機に乗ろうとゲートに行ったら、
「あらっ??チケットないぞ」
と妙なことに気がついた。
「どうしたっけな??」
と、すかさず、地上係員の人が
「マバシさまですか??」
おっ、俺の名前をよく知ってるなと感心していると、
「こちらに搭乗券が届いております」
どうやらどこかで落としたらしい。
それに気がつかないのだから困ったもんだ。
だんだんマヌケなオッサンになってきたぞーー。
岡山空港には初めて行くのです。
いいですねぇ、ワクワクしますなぁ。
どんな空港なんだろ??
着陸寸前にゴルフ場が見えた。
プレーしてる姿も見える。
おお、なんとうらやましいことか。
いいなーーいいなーーーー。
無事に着陸。
ほほぉ、山の上の空港なのかぁ。
小一時間で岡山駅近くに来た。
「和楽」という古民家を、風情を残しきれーーーに改築したお家。
渡辺篤史が訪ねて来そうな。
ここで35人限定ライヴを昼夜やることになっているのだ。
数日前の仙台といい、今回といい、伝の会は昼夜公演をほとんどやらないのに、「ひとりライヴ」となると昼夜が当たり前の感じになってきた。
とにかく、どんなライヴかわからないまま集まってくださったお客様たちに
喜んでいただくのがワタシの役目。
楽しんでやらせていただきました。


7月12日(日)
よく寝た。
今月は忙しいのだけれど、東京でも東京以外の土地でも良く寝ている。
睡眠バッチリ。
昨日の「和楽」さんへ行き、公開稽古を。
帰りの飛行機でグーグー寝た。
久しぶりに飛行機で寝られたなぁ。
客室乗務員のお姉さんに起こされたもの、「もう着きます」って。
帰ってきたら
「あら、いなかったわねー」
と伽羅がむかえてくれた。


7月14日(火)志の輔らくご 静岡
9時3分発の新幹線にもすっかり乗り慣れた。
岡山行きのひかり号である。
この列車がいつも混んでいる。
しかもなぜだか外国人の観光客が多い。
おそらく僕の乗る号車がそうなのだろう。
いつも人のよさそうな外国の方たちに囲まれる。
先日はフランスの皆様に囲まれての90分で、僕がウトウトして携帯を椅子の下に落とした。
どうやら後ろの席に行ってしまったらしい。
そしたら優しいフランスの方が拾って渡してくれようとして
「OH!PRADA!」・・・・・・・僕はプラダ携帯なのだ
「なんだって??プラダの携帯だと!」
「あら、携帯でプラダがあるのねぇ」
「なんやねん、この兄ちゃん」
「日本人ってのはなぁ・・・」
というようなことをフランス語で言ってたかはわからんが、僕の携帯で盛り上がる盛り上がる。
なかなか返ってこないのだ。
盛り上がりも収まり、携帯も無事に戻り、しばらくすると、僕は携帯テレビで映画を見始めた。
となりのおばちゃんが
「ちっちゃいテレビやーん」
「ムービーちゃうーー」
「DVDじゃねえの」
「あんなちっちゃいDVDねーっつーの」
いやいや、盛り上がる盛り上がる。
あはは、いやいや、なかなかご陽気な皆様でしたわい。
さて、今日は珍しく異国の方に囲まれることなく浜松に到着。
降り立って驚いた。
カーーーッと照る太陽。
那覇かと思った。
お稽古です。
終わってから急いで新幹線に乗ります。
今夜は静岡で「志の輔らくご」。
岐阜から新幹線でいらっしゃる志の輔さんと同じ新幹線に乗って来なさいと上層部から言われているのだ。
テ「ニコッ」
志「なんだ。どこだ??浜松か。稽古か」
テ「はい」
志「え??今日、お前が弾いてくれるの??」
テ「そうっすよん」
てなわけで、あっと言う間に静岡に着き、迎えの車に乗り、楽屋入り。
静岡第一テレビ開局30周年ということで、志の輔らくごなのですな。
ここのテレビ局には、以前一緒にゴルフを回ったUさんがいる。
テ「やってますよーー」
U「今月三連チャンします」
テ「ゲゲッ」
いやいや、スゴイなぁ。
うらやましーなぁ。
志の輔師匠、いつものように一席目、ドカンっと笑わせて楽屋に戻ってくる。
テ「おつかれさまでしたーーー」
志「はーーい・・・・あ、テッツァーーン」
テ「はーい」
志「言い忘れてた、やってくれー」
テ「はーーい」
急いで支度して舞台へ。
出番はいつも突然やってくる。
このホール気持ちいいなぁ。
しかし、昨年の秋、志の輔師匠に「一人でやってこーい」と突然言われて舞台に出てから、最近では「ひとりライヴ」をやったりしている。
うーーん、人生ってわからんものだ。
一人で弾くのにどんどん慣れてきて、なんだか、一人で弾くのが上手くなったとさえ感じるほどだ。
いやいや、人生なにが起こるかわからないなぁ。
無事に終演、
そして静岡駅。
志「こないだ焼きそば買ってったらうまかったんだ」
テ「へぇ、売ってるといいですねぇ」
志「うん」
テ「あれですか」
志「あ、そうそう」
テ「僕も買うかなぁ、師匠そんなに買うんですか??」
志「そうだよ」
テ「じゃ僕も二つ買っちゃおう」
志「一緒に払うよ」
テ「えへへ、すみません」
志「あ、ここにも売ってる。また買ったりして(笑)」
テ「ははは、さっきのお店の人言ってますよ、きっと」
志「え??」
テ「ペヤングの人が〇〇のカップ焼きそば買って行ったって(笑)」
志「絶対言ってるわな(笑)」
楽しい静岡でしたーー。


7月16日(木)志の輔らくご 東京国際フォーラム
おお、梅雨があけたとな。
真夏というか猛暑というか、突然やってきたぞ。
12時30分、東京国際フォーラムに着いた。
地下鉄一本で行けるので便利。
前に一度来たことがあるが、なんだったかは思い出せない。
ただCホールは初めてなのは間違いない。
日の出寄席として志の輔らくごが昼夜行われる。
ゲストはダメじゃん小出さん。
ダメじゃんさんとは仲良いっすよ。
お互いに楽屋遊びに行ったり来たりしてトークトークです。
今日の出順は、前座さんやって志の輔師匠やって中入り。
休憩後にダメじゃんさんやって志の輔師匠やっておしまいとなっている。
いつものことだが前座さんが一人出るか二人出るかは寸前までわからない。
そういうものなのだ。
休憩後にダメじゃんさんが舞台をやっているとき、ふと僕の楽屋にいらした志の輔師匠。
志「時間的には大丈夫なんだよ」
テ「は??はい・・・・・・え??・・・やるってことっすか??」
志「うん」
おおおおおっ!
今日は出番無いと思ってたなぁ。
袴はかなきゃ袴はかなきゃ、糸かえなきゃ糸かえなきゃ、アタフタアタフタ。
「えええ!
びっくりしたなぁ。
今日は無いと思ってたなぁ。」
と、舞台に出て弾き始めても思ってました。
ダメじゃんさんも驚いた。
自分が終わったと思ったら
「ワッ、鉄九郎さん出てんじゃん!」
しかも昼夜で3000人。
いやいや、驚いたなぁぁ。


7月17日(金)続ける
月一回の沖縄タイムスの原稿をなんとか書き終えた。
昨日楽屋で書こうと思ったが、ワサワサしててダメだった。
コラムというと、新聞や雑誌にたくさんの人が毎週だったり毎月だったり
と書いているのを当たり前に読んでいたが、自分が書くとなると、こんなに大変なものなのかと思い知らされる。
そりゃそうだわな。
テーマ探してエピソードを織り込んで気の利いた文で字数制限を守ってと。
考えると、どっから手をつけていいか、発狂してしまいそうになる。
志の輔さんも毎日新聞に、しかも毎週書いているが、どんな頭の中になっているのかと感心する。
まぁ、師匠は何年も何年も書いてらっしゃるからなぁ、もう突き抜けてるんだろうけどなぁ。
なんでも続けていくことなんだなぁとつくづく思うね。
「続ける」ことのエネルギーはいるけど、「続ける」ことによって力と自信を得ることができる。
よく「飽きっぽいんです」という人がいる。
「長続きしなくて」とか。
カッコ良くも聞こえるが、なんだかもったいない気がする。
ホントのところ、物事に「飽きる」なんてことは存在しないんではないか??
「飽きる」んじゃなくて、自分で「飽きさせて」しまうのかもしれない。


7月18日(土)伝の会 地元編
今日は久々に伝の会なのだ。
お弟子さんのお稽古が終わる頃、邦さん登場。
打ち合わせをして白瀧さんへ。
家から歩いて2分くらいの呉服屋さんなのだ。
あんまり近くて緊張感がない。
着物を着ようと思ったら足袋を忘れている。
譜面も忘れた。
邦さんに渡すものまで忘れた。
何度も白瀧と家を行ったり来たりして、いざライヴ開始。
打ち上げは近所の居酒屋さんで。
近所ということもあって酔っ払う。


7月19日(日)伝の会 浜松編
今日は浜松で伝の会。
エンボス主催。
エンボスのスタッフの皆とは、ここんとこしょっちゅう会ってる。
数日前の静岡での志の輔らくご以来。
なんだか家族よりもしょっちゅう会ってる感じだ。
スタッフみんなで伝の会を盛り立ててくれる。
うれしい限りだ。
昨日も今日も良いお客様たちで楽しいライヴが出来た。
感謝感謝。


7月20日(月)
目が覚めるまで寝た。
そしたらスイッチが切れた。
なーんにもする気がおきない。
ぐーたらと過ごしてしまった。
テレビ見ながら宇太のブラッシングをめちゃめちゃ丁寧にやったことが
今日の誇れる出来事である。
一日って面白いなぁ。
日帰りで九州行って仕事して帰ってきて仕事する一日もあれば、
なーーんもしない一日ってのもあるわけで。
どっちも良いし、どっちも良くない気もする。
なんにもしない一日が長いかといえばそうではないし、動き回ってる一日があっと言う間かと言うとそうでもない。
そんなボーっとしてた一日でした。


7月21日(火)志の輔らくご 21世紀は21日
昨日一日、ボーッとしてしまった。
今朝になってもボーっとしたままである。
このままボーッとした日々が続いてしまうんじゃないかと
ボーっと考えたりもするわけで。
夕方に新宿に行けば良いので、午前午後とたっぷりと時間が使えるのに、ボーっとしたまま、溜まりにたまったテレビ録画を消化していた。
新宿明治安田生命ホール
17時楽屋入り。
折込開始。
ヒロさん到着。
リハーサル開始。
ヒロさんのリハーサルを見て、ヒロさんと楽屋でおしゃべりし、蓮二さんも加わったくらいで目が覚めてきた。
なんか
やっと
社会復帰。
開演。
志の輔らくごで頭ん中をかき回してもらい、さらに復帰。


7月22日(水)
29日に「テツクロの会 in 庚申塚」がある。
僕がタテ三味線を2曲弾く会なのだが、ゲストの唄方と三味線方に毎回色んな方たちを呼んでいる。
今回は唄方に杵屋巳津也さん。
山口太郎くんという名前もある。
まあ、もう長いつきあいになりますがね。
この会のプロデュースをしているウチの鉄駒・鉄六も太郎くんの大ファンでね、今回のチラシは「太郎の大きなアップ写真をメインで」という案も出たほどだ。
子供ん時に見た「天下御免」(1971-1972)というNHKドラマは、僕にとって今も忘れられない大好きなドラマだ。
そのドラマの主人公・平賀源内役を山口崇さんがやっていた。
この方が実に良い、それからというもの、ずーっとファンなのだ。
そんな方を父に持つ太郎くん。
「なんだよなーーー、かっこいいなーーー」と言う感じなのだ。
三味線方は塚原勝利くんに来てもらう。
勝利(しょうり)と書いて「カツトシ」と読む。
長い。
長いつきあいだ。
彼の家は神楽坂で三味線屋をやっていた。
そして、彼のお祖母さんと僕の叔母が学校時代の友達だと言うのだから驚く。
そんな話を聞いてからというもの、彼とは身内感覚でつきあってる。
昨年の6月、富山に「てるてる亭」という小屋が出来た。
志の輔さんの故郷。
志の輔さんの本名の「てるお」から「てるてる亭」。
コケラ落としにありがたくも呼んでくださった。
その時、一緒に行ってもらったのが勝利くん。
二人で創作した「三味線世界一周(仮)」という曲をドキドキしながら演奏した。
ドキドキしたというのは、お客様に受け入れられるかなぁというドキドキ。
見事にウケた。
めっちゃうれしかった。(2008年6月14日参照)
その時の曲を29日にやってみようとさっきフト思い立った。


7月24日(金)神戸
22日23日そして今日、3日間お稽古日でございました。
4時からの鉄六の稽古が終わるとそそくさと羽田空港へ。
夜のフライトなんて珍しい。
なんかワクワクする。
ま、ワクワクしたわりには、いつものように伊丹空港に着きました。
神戸に行くのです。
だから本当は神戸空港に行けば良いのですが、ポイント(フライオンポイントっちゅうのがあってね)の関係で伊丹空港にさせていただきました。
バスで新大阪出て、電車で三ノ宮に向かうのです、まったくご苦労なことです。
いつも泊まるホテルなんですが、生意気にもいつも連れて行ってもらってるのでどこにあるかが良くわかってないのですね。
そう思った僕は、インターネットでホテルの場所調べてプリントアウトしていたのに家に忘れてきてしまったのね。
しばし、三ノ宮の改札外の地図とにらめっこ。
幸い住所がわかっていたので見当つけて歩いていく。
あれ、三ノ宮駅からめちゃめちゃ近い。
徒歩5分。
いや違うな、ほとんど隣接だな。
ホテルの前に来れば「あ、ここだ」って思い出すわけでね、無事にチェックイン。
さーさ、寝よ寝よ。


7月25日(土)
いやいや、めちゃめちゃ良く寝た。
身体が痛いぞ。
明日の和三千紘さん(ワサチコウ師匠ですワカチコではないです)の浴衣会の下ざらい。
10時から始まりますからね。
じゃんじゃん弾きますよ。
いくつ弾くのか計算するとびっくりしそうなので、あえて何曲弾くかは調べませんでしたが、全曲で30曲くらいですが、3分の2とか5分の3とか弾いていたようです。
いやいやうれしいですね、好きですからね。
終わって、すぐ食事なんですが、わがまま言わせてもらって、スッとホテル帰ってシャワー浴びてきました。
はははは、さー飲むぞーーー。


7月26日(日)
朝、「食事どうします?」と同じホテルに泊まっているHからの電話で起きた。
無理です。
まだ寝てたいです。
声とか全然出ません。
志の輔師匠の朝の声くらい出ません。
うーーん、たしかに、昨夜は騒いだな。
はしゃぎすぎて頭痛かったしな。
コーヒーと、ひとかけのパンを部屋に持ってきてもらってボチボチ起きる。

浴衣会当日。
「浴衣会」とは「夏にやるお浚い会」ということですね、夏だから、紋付じゃなくて浴衣でやりましょうという。
ちょいと軽めな感じを意味していますね。
ジャンジャン弾く。
10時開始の18時すぎに終演。
フー、弾いた弾いた。
そして宴会。
まぁ、ビールのおいしいことったらないですね。
二次会に向かうとき、またまたわがまま言って、ホテル帰ってシャワー浴びちゃった。
さーて、騒ぐぞーーーーー。
こんな感じで毎年、和三千紘さんに呼んでいただいてる。
楽しい楽しい浴衣会でした。


7月29日(水)テツクロの会 in 庚申塚 第四回
鉄七が迎えにきてくれてテクテクと庚申塚へ。
舞台を作るとこ見て、リハして、みんなでご飯食べに行って、開演。
最初にスクハジがライヴをする、いつも見てたんだが、今夜は見ないでいた。
別に理由があるわけでなく、楽屋でしゃべってただけなんだけど。
タロー(巳津也氏)とカツトシ(勝利氏)と三人でやるのは初めてなんだなぁ。ついこないだまで20代だったのに、今や全員が子持ちになっている。
うーーん、時が経つのは面白いものだ。
「吾妻八景」「新曲浦島」を演奏した。
ここでしか出来ない、味わうことができない演奏だった。
カツトシとは、昨年てるてる亭の?落としでやった「世界一周三味線の旅」も演奏。
なかなかのロングバージョンだった。
終わってからのビールがうまかったこと。


7月30日(木)松永鉄九郎ライヴ 那覇
毎月通っている那覇だが、夏真っ盛りということで、飛行機は満席。
隣りに座ったカップルもビーサンはいて浮かれている。
ほほえましいねぇ、ちょっとうるさいけど。
那覇に着くといつもの中華屋でラーメンを食べ国立劇場の稽古場へゴー。
お稽古のあと、寸暇を惜しんでショートコースへ。
真夏の炎天下、やってる人などいない、まさに貸切、なんと贅沢な。
終わって急いでシャワー浴びて浴衣に着替える。
ライヴ会場であるコルコヴァードへ。
今回で「鉄九郎ライヴ」はめでたく10回をむかえた。
こいつはうれしい。
一人ライヴをコツコツと10回重ねたと思うと、不思議な気持ちだ。
ライヴが終わるとお客様たちと飲みますわね。
ほどほどのとこで店を出て、出稽古に。
ライヴの後にお稽古しに行くんですよーーー。
あたしゃよく働くと思うなぁ。


7月31日(金)
朝、那覇空港でチェックインしてたら、
「すみません、10時15分になってしまいます、すぐ行きます」
とお弟子さんからのメールが入る。
東京のお弟子くん。
ただいま10時すぎ。
うーーん、15分に来ると言われてもなぁ。
俺が間に合わないなぁ。
どうやら、お弟子くんの勘違いだったらしく事なきを得たのですが、こういうことはちょくちょくある。
意外にドキドキの毎日なのだ。
自宅に戻ると午後2時だった。
コーヒー飲んで稽古場を掃除して、お稽古開始。
まずは鉄六から。
テツクロの会の精算をし、早くも次回の相談。
そしてお稽古。
次々とお弟子さんが来る。
今日は今月最後の稽古日である。
そして明日は来月最初の稽古日。
今月はよく動いた。
ありがたいことである。
さて、次回のテツクロの会は・・・・。


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