青?裸々な日常
2012年12月1日~
第205号 松永鉄九郎30年記念演奏会


12/6(木)
いやぁ、天気が良い日はゴルフに行くとして。
とにかく練習がてら一人ゴルフをしてきました。
帰ってきて午後1時。

シャワー浴びて支度して国立劇場に向かった。
24日の会の打ち合わせのため。
舞台監督と鉄七と鉄二を引き連れて。
打ち合わせ終え、僕らの打ち合わせをして帰宅。

いろいろ発送するものやって食事。
はーー、疲れた。
飲んじゃえ飲んじゃえーーー。

12/7(金)
16時に電力ホール着。
楽屋で休む。
舞台は着々と出来あがってくる。
サウンドチェックは18時間際だ。
それまでのんびり過ごす。

突然携帯がピーーーーっと言いだした。
昨年何度も聞いた音だ。
「地震がきます」というやつ。
「三陸沖に」と書いてあるのを確認した途端
ものすごい揺れが。
長引きそうだと思った。
数分つづきそうだと。
あの時と同じ感覚がする。
さまざまな揺れ方をしている。
僕は三味線を抱えてテーブルの下に隠れた。
しばらくするとおさまった。
でもまだ揺れてるように感じる。
志の輔さんは大丈夫だろうか?
なんとなく皆廊下へ出た。
ホールは大丈夫みたいだ。
このビルは頑丈に作ってあるという。
それでもあんなに揺れたのだからスゴイことだ。

テレビをつける。
津波警報が出ている。
いやぁ怖かった。
僕らも怖かったが
こっちの人はもっと怖かったという。
3.11を思い出し震えがとまらないというスタッフ。
僕らとは比較にならない恐怖がおそったのだろう。

開演を10分遅らせた。
150人くらいの人が来られなかった。

無事に終演。
ホッとする。
僕らは21時48分の最終の新幹線で帰京する予定だった。
地震でとまっていた新幹線だったが20時前には動き出した。

なので駅に向かった。
在来線が止まっているせいもあり仙台駅はとても混雑していた。
新幹線改札で見たのは
いまだに20時の新幹線が発車していないという現実だった。

志の輔師匠は、「泊ろう」と決断をした。
ホテルも手配してもらっていたのである。
その判断の早いことったら。

12/9(日)
今日は稽古日だった。
とにかく忙しい。
こんなに忙しいものか。
いや、忙しいっていうんじゃないな。
次から次へとやることが控えているって感じかな。
鉄六・鉄七が良くやってくれている。

12/14(金)
夜は久しぶりに家族揃ったので焼肉へ。

12/16(日)
昨日は一日お 稽古だった。
おさらい会まで10日を切り
めちゃくちゃ忙しい。

今日もお稽古日。
相変わらず忙しい。
猫の手も借りたいが。

12/17(月)
昨日はパソコンがダメになっていた。
インターネットがつながらないのだ。
メールもできない。

いやいや、不便なものだ。
不便だと感じてしまうほどどっぷりなのだということにも驚く。
なんにも出来ないんだもの。

一日お稽古でした。
あ、夕方まで。

お昼に鉄春が来てくれて鉄七と23日24日のお手伝いの打ち合わせを。
ありがたいことです。

夕方からは出張稽古ですよ。
三七郎くんと志の輔事務所に参りました。
富山から帰ってきた師匠と事務所で稽古でした。

12/18(火)
志の輔師匠の稽古の日。
24日の会のための稽古をしています。
忙しい時間をさいて。
今日は鉄九郎宅に足を運んでくださいました。

自分の家に志の輔さんがいるって面白い感じですね。
三七郎さんと三人でお稽古しました。

で、お蕎麦屋で一杯飲んで、僕んちのスーパーマーケットで買い物です。
で、皆で再び我が家に戻った時に
jcomの人とあって説明を聞きました。
で、jcomの人が車に乗って帰るときに
「どうも御苦労さまです」
と帽子かぶってマスクした男の人が見送りました。

jcomの人、
あの人が志の輔さんだったなんて一生気がつかないだろーなー。

12/19(水)
日が登らないうちに
起きることき結構ある。
ただ6時30分に起きてもまだ暗いという事実に驚いた。
だって6時30分でっせ。
暗いの?
その時間に。

ま、暗いのだから仕方がないが、
とにかくびっくりしちゃった。

で、走ってるうちに明るくなりましたとさ。

12/22(土)
さてさて
今日は休みというか雑用の日というか。
美容院に行き、買い物をしたり。
あとは全ての時間を明日明後日のためにあてているわけで。
いくらやっても終わらないんだけど
このへんでやめとこうかなと。

12/23(日)
テ「一か月ぶりくらいかな?」
り「二カ月ですね」
テ「早いもんだなぁ」
り「そうですね。どうします?」
テ「りょうさんさ、一か月前の髪形にするってのどお?」
り「一か月前?」
テ「うん」
り「いくらも切らないですよ」
テ「一ヶ月で一センチくらい伸びるんでしょ」
り「そうですね。じゃ、一か月前くらいの感じでしますか」
テ「うん」
り「なんで白髪抜くんですか?」
テ「抜くさ」
り「痛いでしょ」
テ「痛いよ」
り「じゃなんで抜くんですか?」
テ「白髪がさ、ずいぶん増えたじゃん」
り「一割くらいですかね」
テ「これを一度全部抜きたいんだけど」
り「どうして?」
テ「そうするともう一度黒だけになるわけじゃん」
り「そうなりたいんですか?」
テ「なりたいねー。真黒になるんだよ。そうすると白髪が生 えようとしてもさ、『あれっ、黒ばっかじゃない、白くちゃいけないんだ、黒にならなくちゃ』って黒くなるんじゃないの」
り「はははは、髪の毛にそんな意志がありましたか」
テ「やってみる価値はあるでしょ」
り「ないですね」
テ「冷たいなぁ」
り「意志ないですもの、痛いだけですって」
テ「痛いのは承知の上だよ」
り「そんなに白髪ばっかり抜いたら黒いのもびっくりして白 くなっちゃいますよ」
テ「そういう意志はあるんかい!!」
り・テ「ははははは」

呑気な美容院なのである。

12/24(月) 松永鉄九郎30年記念演奏会
10時45分開演で一日中弾いてました。
前日がリハーサルだから
とてもたくさん弾いたわけで。
当たり前だわな会主なんだから。
さすがに今朝は手首が痛いというか重いというか。
それから左手の人差し指中指薬指が痛いというか重いというか・・・
な状態で。

それでも鉄駒・鉄二・鉄平・鉄六・鉄華・鉄七・鉄春という
僕の右腕やら左足やらがとにかく仕切ってくれ、あとお手伝いのお弟子さんたちが固めてくれ
一致団結して会をやってくれたことはとても幸せなことだとつくづく思ったわけです。
それから出演してくれたお弟子さんたちももちろんありがたいです。
感謝感謝の一日でした

12/26(水)
太意三郎さん、竹井さん、三七郎さん、志 の輔師匠に来てもらい、
来年パルコの打ち合わせ

12/31 (月)
という わけで
カウントダウン寄席も無事に終わった。
毎年、今や志の輔チームとなったメンバーたちと、400人 のお客様との年越しはとてもとてもありがたいことで、一年がここで終わり、ここから始まるというのはうれしいのである。

打ち上げのあと初詣に。

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