9月1日(水)
芝刈り。
まだ暑い暑い9月。
日焼けした。
9月2日(木)かまくら落語会 志の輔独演会
昭和47年から続いている「かまくら落語会」。
めでたくも200回目の今回は志の輔師匠の独演会、
それも会としては初という昼夜二回公演です。
鉄七を連れて楽屋入り。まもなく志の輔師匠現れる。
志「しちーーーー」
七「おはようございます」
テ「おはようございます」
おかしくないっすか、僕よりまず弟子に声をかけるってーのはーーー。
師匠とは一昨日ぶり。
楽屋も一緒なのでやけに和やかに過ごした昼夜だった。
打ち上げで行った料理屋さん。
他の席のお客様も全員志の輔さんを観た人たちだった。
そのお客様たち儲けたね。
9月3日(金)
稽古日。
なにか変わったことあったかしらん?
あ、あったあった。
三浦和人さんから電話があったのだ。
なんでも30日から沖縄に来ているとのこと。
明日は名護の方でライヴをやるんだとのこと。
9月4日(土)
台風7号が沖縄あたりにうろついているというので飛行機は飛ぶのかなと思っていたら
「午後の便はわかりませんが、とにかく朝の便は飛びます」
という心強いお言葉をJALからいただき、
そのお言葉どおり無事に飛んでめでたく那覇に着いたのであります。
仕事をしていると雷やら大雨やらで、だんだん台風らしくなってきた。
お稽古が終ったのが20時。
それから三浦さんのライヴをのぞきに行った。
まさか来るとは思っていないであろう三浦さんを脅かそうと思って。
会場に着いたら、ちょうど終演して
ギターの関さんが楽屋に戻ってきたとこだった。
関「わっ、よく来たねーーー」
三浦さんはサイン会をやっている。
ロビーに行ってこっそり見てみる。
一人一人と丁寧に言葉を交わしている三浦氏。
すごくかっこ良かった。
三「わわっ、来てくれたんかよーーーー」
テ「ひと目、お顔を拝見しようかと」
久しぶりの対面である。
打ち上げに来なさいと言うのでのこのこついて行ったら、お店じゃなくて民家だった。
30人は入れる大きなリビング。
台風の風が吹く中、窓は開けっぱなし。
三線が出てきたぞ。
おおっ、なんかその、テレビとかで見る、あの、沖縄の人たちの宴会かぁ、
おーー楽しみ楽しみーー。
歌って踊ってみたいなのを生で見られるぞ。
この期待どおり、テレビで見たことがあるような宴会を楽しませていただきました。
いやあ、来て良かった良かったーーー。
9月5日(日)那覇
沖縄タイムスの女性クラブというのがあって、600人くらい集まって講義を聞いたりする会。
僕は講義の前のアトラクションの役。
今回で二回目。
30分のライヴをやるのだが、実におもしろい。
良いお客さまたちなのだ。
さすが「女性クラブ」という感じ。
9月6日(月)
夜に長唄の人々に集まってもらった。
ちょいとしたデモテープを作るため。
9月7日(火)
獅童くんのお父様の三回忌に合わせて映画の上映をした。
久しぶりに獅童くんに会ったぞ。
9月8日(水)
台風9号の影響を受ける中、お稽古日。
9月9日(木)
台風はいなくなって良い感じの今日も一日お稽古日。
9月10日(金)浜松
良い天気の浜松。
志の輔らくごだーー。
終演後、美笠で打ち上げ。
当然ウチのお弟子さんたちも勢ぞろいしている。
師匠、もみくちゃにされながらも上機嫌でいてくれる。
9月11日(土)浜松
朝、ひとつ仕事をこなしてから志の輔師匠の見送りにホテルへ。
師匠はこのまま京都に行く。
出囃子は鉄七を連れて行ってくださる。
ありがたいことだ。
そのあと、明日の浴衣会の下ざらい。
勝彦くんが来ている。
なんと昨年の11月よりずーっと会えなかった友達。
もちろん、結構な時間まで飲んだ。
9月12日(日)浜松
お世話になっている竹内先生の浴衣会。
ウチのお弟子さん一同で「操三番叟」を演奏することになっている。
みんなにとっても良い経験だ。
また、なんかやってみようと思う。
9月13日(月)
昨夜東京に帰ってきた。
今日は一日お稽古日。
9月14日(火)那覇
めちゃめちゃ暑い。
なんでも二日前から暑さがぶり返してきたとのこと。
夏真っ盛りじゃん。
9月15日(水)那覇
帰りの飛行機が到着してないと言う。
へぇ、那覇ではめずらしいなぁ。
飛行場ではいくらでも時間つぶせるのでかまわないが。
と、待っていたら、突然搭乗案内が流れた。
えっ?
いつの間に飛行機来たの?
ま、いいわな。
とにかく無事に帰京。
9月16日(木)
お稽古日。
9月17日(金)徳島
お弟子さんのお稽古をして夕方に家を出て、飛行機乗って徳島にやってきた。
19日に浴衣会がある。明日の朝から下ざらいなので前乗りしたのだ。
久々に徳島に来たぞーーー。
9月18日(土)徳島
「ホテルの下に来てるんやけど」
という電話で目が覚めた。
思いっ切り寝坊である。
テ「先に行ってくだはーーい」
和佐比路「何分で支度できる?」
テ「10分」
和「ほな、待ってるわ」
急いで支度をして降りて行く。
昨日2時間くらいしか寝ていなくて、それで朝早くにでかけて午前中に帰ってきてお弟子さんのお稽古して徳島に来て飲んで騒いで・・・
起きられないのも無理はない。
和佐比路さんの浴衣会で来ている。
なんだか久しぶりに長唄を弾く感じだ。
弾いてるうちにだんだん長唄人に戻っていく感じがおもしろい。
今までいったい何人だったんだ?
終わって19時。
みんなで食事会。
二次会に行くわけだが、僕はホテルに寄ってお風呂入ってから出かけることにさせてもらった。
普段、どんなに遅くなってもお風呂に入って寝るのだが、昨夜に限って帰ったまんまベッドに倒れこんでいたのだ。
さっぱりして二次会へ。今夜も遅くなるのだ。
9月19日(日)徳島
浴衣会当日。
弾いて弾いて弾いて。
終わって19時ちょい前。
そのまま大宴会。
そして二次会へ。
最後はうどん屋さん。
徳島に来たなって感じの三日間であった。
9月20日(月)徳島~浜松
朝の飛行機で羽田へ。
東京駅に出て新幹線で浜松に来た。
って、どんなスケジュールだい。
って、自分で組んだのだから仕方がないが。
浜松のお稽古日なのだ。
終わって宴会。
最終ちょい前の新幹線で東京へ。
夜中に自宅着。
迎えに出てきた宇太が「ニャー」とひと鳴き。
「ただいま」と言ってみた。
9月21日(火)志の輔らくご 巣鴨四丁目落語会
はぁ、疲れた。
今日はなんだ?
あ、庚申塚だ。
11時に鉄六が稽古に来た。
鉄七も来る。
稽古が終ると三人で庚申塚スタジオフォーへ。
さて明後日から「志の輔らくご in ACT」が始まる。
演目がまだ決定していない。
いや、決定していたのである。
それをやるということを踏まえて、僕は演奏家たちを集め曲を決めたのである。
ただ、志の輔師匠がちょっと迷っている。
その迷いの原因というのももっともなことなのだ。
それで演目を変えることになった場合には、曲も変えなければならない。
今現在はどっちの演目になってもいいように準備している。
9月23日(木・祝)伝の会新宿編 & 志の輔らくご in ACT
雨になった。
結構寒い。
ブラックサンにお昼すぎに到着。
邦さんとちょっと稽古して曲決めて開演。
毎度毎度皆様よくいらしてくださる。
昼夜公演。
終わったらタクシーに乗って赤坂ACTシアターに向かった。
志の輔ACT初日なのだ。
リハーサルに僕がいられないので、三七郎くんと晴久くんに舞台チェックをお願いしている。
長唄さんたちの出番には間に合わなかったが、事故なく終わっていた。
ホッ。
見られなかったのでよくわからないが、とにかくうまくいったのなら良いのだ。
なんか微妙にもやっとしたままホッ。
9月24日(金)志の輔らくご in ACT
アクトが夜公演なので、昼間が休みということに気がついた。
おお、何をしようか?
うれしい。
夕方までフリーな時間。
やっぱり打ちっぱなしに行き、適度な運動量で帰宅し、いざ赤坂へ。
9月25日(土)志の輔らくご in ACT
師匠と話ながら少しずつ長唄の部分が変わっていく。
毎晩おいしいお魚を食べに連れて行ってもらっている。
おいしいおいしい。
9月26日(日)伝の会所沢編 &志の輔らくご in ACT
良いお天気。
所沢編は4回目だそうだ。
楽しいライヴが出来た。
お客様はありがたい。
終演後赤坂に向かうが、着いたら打ち上げに行くところだった。
志「お疲れ様でした、かんぱーい」
皆々「かんぱーーーい」
テ「いやぁ、うまい!」
志「お前は他で働いてきたんじゃねーか」
今回、僕が仕込んだ長唄さんたちは全員女性。
志の輔師匠の噺に女性での演奏ということを思いついたのでした。
出演してくださった唄方・囃子方、みんなノッてやってくれたことがとにかくうれしかった。
9月27日(月)岡山
ちょいと二日酔い気味なまま岡山到着。
お稽古のあとまた飲む。
とにかくぐっすり寝よう。
9月28日(火)鉄九郎のわがまま vol.2
飛行機の中でもぐっすり寝て帰京。
帰ってそそくさと支度。
時間って意外と無いものだ。
DOZ到着。
いろんなアクシデントの中、とにかくみんなで曲を作りあげた。
このわがままなライヴ、とにかく続けて行こうと思う。
月に一度、好きにさせていただきます。
9月29日(水)
稽古日。
9月30日(木)越中座 江戸公演 2010
越中座が東京公演を始めた時から出囃子をやらせていただいている。
富山のキャストの皆様やスタッフともすっかり仲良くなった。
楽しい会なのだ。
そんなこんなでメチャメチャ忙しかった9月が終わった。
ここんとこ日記を書く時間までがなくなってきた。
なんとかしなくっちゃ、ライフワークなんだから。
よっしゃー
10月はがんばるぞ。
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